お笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズのナダル(38)と霜降り明星のせいや(30)が1日、母校・近畿大学(大阪・東大阪市)の入学式に、サプライズゲストとして登場した。
2007年に農学部水産学科を卒業したナダルは、2年ぶりの登場。前回は「近大、いっちゃってる!」などのギャグが静粛な雰囲気に飲み込まれ、苦い思いを味わった。リベンジを期す今回は、せいやとともにサプライズで登場すると大きな拍手を浴び、「いっちゃってる!」の反応も上々。幸先のいいスタートを切ったかに見えたが、トーク部分に移ると、次第に空回り。せいやに「カンペ読み過ぎやねん」とツッコミを入れられるなど、ぐだぐだな司会進行となってしまった。
入学式終了後、ナダルは「台本の全てを間違えてしまいました」と反省し、「近畿大学の皆さん、ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございませんでした」と頭深々と謝罪。「前回より、良くなかったかもしれません」と反省しきりだった。また、退場時には新入生から「ナダル、スベってたけど大丈夫か?」などの声が聞こえたといい、苦笑いしつつ「近大生として節度を持った言動を」と話し、笑いを誘った。
一方、2015年に文芸学部文化学科(現、文化・歴史学科)を卒業したせいやは、オンラインで行われた2020年も含めて6年連続の参加。「今までで一番盛り上がりがすごかった、近大生の勢いを感じました」と興奮した様子で語った。
自身もこの春にABCテレビ「探偵!ナイトスクープ」(毎週金曜、後11・17)の新探偵に就任し、新たな門出を迎えた。「探偵をやり抜いて、関西を元気にしたい」と宣言したせいやは、新入生に向けて「(近大は)学びのテーマパークみたいなところ。何か一つでいいから、やり抜いてほしい」とエールを送った。