G・パルトロウ、スキー事故巡り損害賠償4000万円の訴訟受ける「逃げ出した」主張を認めず

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グウィネス・パルトロウ
グウィネス・パルトロウ

 女優グウィネス・パルトロウ(50)が、スキー事故をめぐる21日の法廷に出廷した。現場から「逃げ出した」として一部から非難されているグウィネスは、2016年にユタ州のディアバレー・リゾートのゲレンデで検眼医のテリー・サンダーソン医師(76)に衝突して逃走。永久的な脳障害を残したという申し立てを受け、30万ドル(約4000万円)の支払いを求める訴訟に直面している。

 当時、グウィネスは、11歳と9歳だった2人の子供、後に夫となるテレビプロデューサーのブラッド・ファルチャック、4人のインストラクターと共に滑っていた。1人の子供が「ママ、ママ、スキーを見て」と叫んで、気を取られたグウィネスがサンダーソン医師に衝突したとされている。

 同医師と一緒にスキーをしていたグレッグ・ラモーンさんは、その一部始終を見ていた唯一の人間だったとされ、陪審員にこう語った。「私たちはゲレンデを滑っていたんですが、悲鳴が聞こえてきたんです。見渡すと、スキーヤーがテリーの背中に激突しているのが見えました」「彼女は彼にぶつかりました。とても強く。背中に直接ぶつかったのです。スキーの先が飛び出し、彼はうつ伏せになり、グウィネスが彼の上に乗っていました。1秒か2秒の間がありました」

 サンダーソン医師の弁護士は、グウィネスがサンダーソン医師の上に倒れ、医師は肋骨4本を骨折、脳震盪を起こしていたものの、グウィネスはその場から逃げ出したと主張した。それに対してグウィネスはぶつかってきたのはサンダーソン医師であり、自分は現場に残っていたと異議を唱えており、衝突後の明らかな脳障害に対して損害賠償を求めるサンダーソン医師に反訴。1ドル(約130円)と弁護士費用を加えた「象徴的損害賠償」を求めているという。今後、元夫クリス・マーティンとの間にもうけた2人の子供と現夫ブラッドも、ユタ州パークシティで行われる裁判で証言する予定となっている。

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