秋野暢子 早とちり 自ら髪そるも「私が使った抗がん剤では髪の毛が抜けなかった」

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 笑顔で手を振る秋野暢子(撮影・山口登)
 笑顔で手を振る秋野暢子(撮影・山口登)

 頸部食道がんのステージ3と診断されて治療を受けた女優・秋野暢子(66)が22日、大阪市内で抗がん剤治療などの副作用による抜け毛について、トークイベントを行った。

 昨年6月、のどと食道の重複がんと診断され、同7月から放射線と抗がん剤治療を開始。今月14日には、内視鏡手術で横隔膜辺りにできていた腫瘍(2つ)を取ったと報告した。結果的にがんは大小計7個あったという。

 秋野は、がんと分かった時の心境を「案外冷静でした。とにかくどういう風に治療すればいいか、チャンネルが(切り)替わった」と回想。「変化と好機は似通ってて、変化することは新しいことにチャレンジするってことなのかな」と前を向けたといい、「そういう所が病気を消せた要因かもしれませんね」と笑った。

 この日は女性の薄毛治療を専門とするクレアージュ大阪の「後遺症抜け毛外来」開設記念トークセッション。秋野は抗がん剤治療の副作用で髪の毛が抜けると思い、治療前に自ら髪をそったが、「私が使った抗がん剤では髪の毛が抜けなかった」と明かした。

 がん治療は14日の手術で終了。後遺症は「手の先や足首の下のしびれが若干残っている」程度だといい、「私の中のがんは7つ全部消えました。がんサバイバーになりました。これから4、5年は執行猶予中ですけど」と笑顔。今後は4月にPET検査を受けるなど、当面1カ月に1度の定期検査を行う。

 また、娘(29)が21日に結婚。祝福に母の笑顔を見せていた。

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