カニになりきるあまり、人間として過ごす時間が短くなってしまった少年がSNS上で大きな注目を集めている。
「次男の担任の先生から『次男くんはよくカニになりきってくれるのですが、最近はだんだんカニの時間が長くなってきました。』と報告を受けた。人間の時間が短くなってきてる。」
と我が子のエピソードを紹介したのは画家で2児の母の和華さん(@waka_tn)。
教室の移動もカニになりきり移動してるという少年。山月記の李徴のようにこのまま本物のカニに…なんてことはないと思うが、少年はいったい何を目指しているのか。
和華さんの投稿に対し、SNSユーザー達からは
「クラブ活動ですね…」
「かわいい😊でも確カニ全部カニの時間になっタラバ、まズワイならどうするだろうか…」
「近いうちに脱皮するから大丈夫(何が)」
など数々の驚きの声が寄せられている。
和華さんにお話を聞いた。
ーーご次男のプロフィールをお聞かせください。
和華:3歳です。幼稚園のプレクラスに通っています。比較的穏やかでたまにひょうきんな楽しい性格の子だと思います。
ーー担任の先生からお話を聞かれた際のご感想をお聞かせください。
和華:いつものやつだな、と思いました。カニの時間が長くなってるとの報告を伺い、反射的に人間の時間が短くなってるな、と思いそのまま先生に伝えました。
ーーカニになりきることについて次男さんはどのようにおっしゃっていますか?
和華:大好きな生き物のように振る舞えてご機嫌な様子です。ディテールにこだわりがあるようです。
ーーこれまでの反響にご感想をついてお聞かせください。
和華:ライフワークとしている油絵作品の投稿よりも圧倒的に多くの反応があり驚きました。大喜利のようなコメントも多く楽しかったです。
◇ ◇
思い返せば筆者も幼い頃は憧れのヒーローや漫画の登場人物になりきって遊ぶことがよくあった。話題の少年も、単に好きな偶像に近づきたいという思いを実践しているだけで、特に周囲が詮索したり心配する必要はないのかもしれない。
なおこの話題を提供してくれた和華さんは油彩画家として活動。毎年、個展を開催し、TwitterやInstagram上でも作品を紹介しているが、いずれも実に魅力あふれるタッチの作品ばかり。ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
和華さん関連情報
公式ホームぺージ:http://waka-tn.com/
Twitterアカウント:https://twitter.com/waka_tn
Instagramアカウント:https://www.instagram.com/waka_tn/