理不尽な学校校則のエピソードがSNS上で大きな注目を集めている。
「中学の時、マフラーをして登校しました。先生に怒られました。理由は『校則だから』とのこと。後で確認すると確かに校則に書いてました。ちなみにその先生はマフラーしていたので、何で先生だけマフラーOKなのか聞くと『社会に出ればいくらでも理不尽なことはある』と言われました。
うるせーバーカ。」
と自身の学生時代の体験を紹介したのは株式会社アクシア代表取締役とトゥモローゲート株式会社メディア戦略室長を兼任し「日本一残業の少ないIT企業社長」と注目を集める米村歩さん(@yonemura2006)。
先生はマフラーを巻いているのに生徒はダメ……理屈にあわないなんとも理不尽な校則だが、いまだに日本の学校では生まれつき髪色の明るい生徒に黒染めを強いたり、下着や靴下の色を限定すると言ったブラック校則が蔓延しているようだ。
米村さんの体験談に対し、SNSユーザー達からは
「今考えると社会より学校の方が理不尽なこと多かったです笑
今の会社だから理不尽を感じてないだけなのはあるかもですが、、、」
「こちらも高校時代に学校に質問したら、自転車通学生の車輪にマフラーが絡んだら危険だから、、との、捻り出した感のある謎回答が、、」
「『学校では助けてもらえるけど、社会に出たら誰も助けてくれないぞ!』
なんて言われ続けてたけど、学校の方が助けてもらえてなかった気がします。
よく考えたら、教師は普遍的な『社会』ってやつに出たことない人なんですよね……」
「男女の交際はOKだけど手を繋ぐのがダメという謎のルールがあり、その校則をかいくぐろうとして、肩を組んで帰ってたカップルが補導されてました。」
など数々の共感の声が寄せられている
米村さんにお話を聞いた。
ーーマフラー着用をとがめられた際のご感想をあらためてお聞かせください。
米村:この返答自体が一番理不尽だなと思って聞いていました。
ーー理不尽な校則は現代の学校にも多々残っているようです。この種の問題についてお考えをお聞かせください。
米村:学校に限らずどんな組織でもそうですが、ルール見直しは定期的に行った方が思考停止に陥りにくいと思います。ちなみに弊社では、月に1回見直した方が良いと思う社内のルールを上司に申告する運用をしております。
高校は一切の校則がない学校に通っていました。ルールがないと自由で良いことしかないように感じるかもしれませんが、実際には自由には責任が伴います。自分で行った行動の全てが自分の責任になるということを叩き込まれました。
ルールは放っておくと時代遅れで理不尽なものにもなりかねませんが、ある程度のルールは社会生活を円滑にして、自分達を守ってくれるものでもあると思います。本当はその辺のことを学校で子どもに教えてあげられると良いのになと感じております。
◇ ◇
校則というルールがいけないのではなく、思考停止しないよう定期的に見直す……学校校則の話題を通し、米村さんの経営者としての視点にも興味深いものを感じた。
読者のみなさんは学校校則についてどのようにお考えだろうか。
米村歩さん関連情報
Twitterアカウント:https://twitter.com/yonemura2006
株式会社アクシア公式サイト:https://axia.co.jp
トゥモローゲート株式会社公式サイト:https://tomorrowgate.co.jp