米俳優オースティン・メジャーズさんが死去した。27歳だった。ドラマ『NYPD BLUE~ニューヨーク市警15分署』のテオ・シポウィッツ役で知られた元子役のオースティンが、11日に帰らぬ人となった。遺族は、「芸術的で素晴らしく、親切な人間」と故人を称えている。
遺族は声明の中でこう話している。「オースティンにとって、俳優のキャリアは大きな喜びであり、誇りでした」「彼は小さな時から、誰とも直ぐに仲良くなり、人生のゴールは人々を幸せにすることでした」
オースティンの死因は現在のところ明らかになっていない。
デニス・フランツ演じるアンディ・シポウィッツ刑事の息子テオ役を演じたオースティンは、2002年のヤング・アーティスト・アワードのテレビシリーズ(コメディーまたはドラマ) 10 歳以下部門では最優秀パフォーマンス賞を受賞。『ママと恋に落ちるまで』『デスパレートな妻たち』『アメリカン・ダッド』『ER』など数々のテレビ番組で活躍していた。
またボーイスカウトでは最高記章であるイーグルスカウトを獲得し、高校の卒業式では開会の辞を述べたオースティンは、南カリフォルニア大学で映画芸術を学び、監督や音楽制作に情熱を燃やしていたほか、ボランティア活動なども精力的に行っていたという。