有名ラップグループのメンバー同士がグラミー賞舞台裏で乱闘 昨年死去の仲間を巡り言い争い

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クエイヴォ(左)とオフセット
クエイヴォ(左)とオフセット

 ラップグループ「ミーゴス」のクエイヴォとオフセットが今年のグラミー賞の舞台裏で乱闘を繰り広げたという。5日、ロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナで開催された同式典で、昨年に死去したミーゴスの同士、テイクオフを巡っていさかいがぼっ発したそうだ。

 関係者がTMZに明かしたところによると、その喧嘩は同式典の追悼コーナーの中で、クエイヴォがテイクオフへの追悼として『ウィズアウト・ユー』を披露する前に起こったそうで、オフセットの参加をクエイヴォが拒否したことで殴り合いの事態になったという。ちなみにオフセットは同式典の上層部からステージ参加を依頼されていた。

 TMZはこう伝えている。「ミーゴスのラッパー、クエイヴォとオフセットにはテイクオフの死を巡って、未だ深刻なわだかまりがあります。その感情がグラミー賞の舞台裏で沸点に達し、実際の喧嘩となったのです」「関係者らが明かしたところによると、クエイヴォが『In Memorium』のコーナーの中でテイクオフの追悼として自分の曲『ウィズアウト・ユー』を披露する前に、オフセットと物理的な喧嘩となり、取り押さえられる事態となったとのことです」「その原因というのは、グラミー賞がオフセットに今回の追悼への参加を依頼していたのに対し、クエイヴォがそれを拒否したことにあるそうです。オフセットのステージ参加をクエイヴォが断ったことで、乱闘に至ったとされています。オフセットの関係者によると、喧嘩を始めたのはクエイヴォとのことです」

 叔父でもあるクエイヴォと非常に親しかったとされるテイクオフは昨年11月1日、米ヒューストンのボーリング場で銃撃され死亡、その翌月に警察は殺人の疑いでパトリック・ザヴィアー・クラークを、同事件に関係する武器の不法所持でキャメロン・ジョシュアを逮捕した。今年1月にパトリックは100万ドル(約1億3000万円)の保釈金で釈放、自宅軟禁そしてGPSトラッカーの着用を義務付けられ、同事件の関係者との連絡を禁じられており、来月9日に出廷が予定されている。

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