俳優チャニング・テイタム(42)が、映画『ゴースト/ニューヨークの幻』のリメイク版製作権利を獲得した。チャニングの製作会社フリー・アソシエーションは、1990年に公開され大ヒットを記録した名作の制作権利を獲得しており、現在リメイク版のアイディアを探しているところだという。
チャニングは、ヴァニティ・フェア誌にこう話している。「僕達は権利を持っているんだよ。『ゴースト』の権利をね」。また現在リメイク版に向けて自身が主演する可能性など様々な検討を重ねているところだそうで、「僕達は何か違うことをする」とし、オリジナル作品には様々なステレオタイプが登場していた問題に関しては「少し変える必要があると思うよ」と説明した。
ジェリー・ザッカーが監督を務めた前作では、暴漢に殺されたパトリック・スウェイジ演じる銀行員サムが幽霊となってデミ・ムーア演じる恋人モリーを自分の敵から守ろうとする姿が描かれていた。
同作は、アカデミー賞で作品賞を含む5部門でノミネートされ、サムに協力する霊媒師オダ・メイ役を演じたウーピー・ゴールドバーグが助演女優賞に輝いたほか、脚本賞も受賞していた。また興行収入面でも成功を収め、世界興行収入5億500万ドル(約653億円)をたたき出し、当時史上3番目の最高収入を記録した作品となっていた。
一方チャニングは3月3日、『マジック・マイク ラストダンス』の日本公開を控えている。