BTSのジミン(27)がディオールのグローバルアンバサダーを務めることになった。キャンペーンに登場予定のジミンに同ブランドは期待を寄せている。「韓国出身アーティストの彼はディオールの精神と独自性、時代を超えたシグネチャーを兼ね備えた現代性を体現しています」
ジミンの前には同じく韓国出身のBLACKPINKのジスが、2020年に同ブランドのミューズに就任。秋冬コレクションのモデルを務めたほか、現在もキャンペーンに登場し続けている。
また同ブランドのメンズウェアのアーティスティックディレクター、キム・ジョーンズは、BTSの2019年のコンサート「LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF」で、衣装を担当していた。
一方、1月始めにはデルフィーヌ・アルノーがクリスチャン・ディオールの会長兼CEOに就任し話題となっていた。現在ルイ・ヴィトンのエグゼクティブ・バイスプレジデントを務めるデルフィーヌは、ベルナール・アルノー(73)の長女として知られている。
ベルナールはこう話している。「デルフィーヌの指揮下のもと、ルイ・ヴィトンの商品の需要は確実に上がり、定期的に新たな販売記録を更新するに至っています」「彼女の鋭い洞察、比類なき経験が、クリスチャン・ディオールの現在進行中の発展に決定的な影響を及ぼすことでしょう」
ディオールはLVMHグループにとって2番目に大きなブランドで、最近世界一の富豪となったベルナール、現CEOのマイケル・バークに代わり同ブランドの会長から去るピエトロ・ベッカーリをルイ・ヴィトンのCEOに任命している。