31歳で急逝したカナダの人気ドラマ出演俳優 13歳からアルコールとドラッグ漬け 

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 コリー・モンティスさん
 コリー・モンティスさん

 故コリー・モンティスさんが、13歳の頃からアルコールとドラッグを使用していたという衝撃的な事実が、ドキュメンタリー番組「ザ・プライス・オブ・グリー」で明かされた。2009年に青春ミュージカルドラマ「glee/グリー」のフィン役を演じて一躍有名になったコリーさんは、2013年に薬物の過剰摂取により31歳で他界、友人たちがコリーさんの最期について振り返った。

 16日に放映された同番組で「彼はこの役を得た時、この役を演じる良い子になるはずだったんだ。彼は自分の過去が表に出るのを嫌ったんだ」と、ある友人がドラッグとアルコールの問題について口止めされていたことを明かした。また、コリーさんのルームメイトは、コリーさんが名声の威力に苦しみ、「ますます孤立」していったと振り返り「あのレベルの名声を得ると、自分が誰なのか分からなくなると思う」と語った。コリーさんの薬物使用は、両親が離婚する数年間に始まり、19歳だった2001年に、母親と友人たちが介入しリハビリテーション施設に入所していたという。

 一方、同ドキュメンタリー番組では、2020年に33歳でボート事故によりこの世を去ったナヤ・リヴェラさんにも焦点が当てられており、同ドラマのサンタナ役で知られたナヤさんと共演者リア・ミシェルは「お互いを憎み合っていた」とナヤさんの父親が明かしている。

 ナヤさんとレイチェル役のリアは意見の相違があることで知られており、ナヤさんの父親は「2人は憎しみ合いながらも、互いの才能を尊敬し合っていた」と主張、 2016年の回顧録でナヤさんは「『glee/グリー』の作家の1人が、リアと私は同じ電池の裏表のようなものだと言ったことがあるけど、それが私たちを要約しているわね」と2人の友情関係が次第に崩れていったことを吐露していた。

 そんなナヤさんは、共演者コリーさんとリアの交際について、「リアに対する個人的な感情はさておき、彼女がパーティ好きではないことは知ってたから、2人の関係は彼にとって実際に良いことなのかもしれないと感じた」と語っており、コリーさんが悲劇的な死を遂げるまで、リアがコリーさんにとって「安定した影響」を与える存在だったことを喜んでいたという。

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