バイデン米大統領夫人、皮膚がん手術を受けた

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ジル・バイデン大統領夫人
ジル・バイデン大統領夫人

 ジル・バイデン大統領夫人が、複数のがん性皮膚病変を除去する手術を受けた。ジョー・バイデン米国大統領を夫に持つジル夫人は、11日に予定されていた手術の後、がん性の皮膚組織を胸部と顔から取り除くことに成功したという。

 ホワイトハウスのケビン・オコナー医師からの「すべてのがん組織の除去に成功し、周辺部には残存する皮膚がん細胞はありませんでした」と記されている手紙で確認された。また右目の上部に言及し、「治癒するまで注意深く観察しますが、これ以上の処置が必要になるとは思われません」 と付け加えている。

 右目の上と胸部の病変は、皮膚がんの中で最も多い「基底細胞がん」であることが確認されたとして、オコナー医師はこう説明している。「基底細胞がんの病変は、悪性黒色腫や扁平上皮がんのような一部の重篤な皮膚がんのように、『広がる』、あるいは転移することもありません」「しかしサイズが大きくなる可能性があり、その結果より重大な問題が生じるだけでなく、外科的切除の難易度が増します」

 医師はまた、ジル夫人には「多少の顔の腫れとあざ」があるが、「体調は良好」であることも確認し、「予想通り顔に腫れやあざができていますが、元気で体調も良好です」「彼女は今日遅くにホワイトハウスに戻ります」と続けた。

 バイデン大統領は今週、メキシコシティで開かれた日米首脳会談からホワイトハウスに戻った数時間後に、ウォルター・リード米軍医療センターを一緒に訪れ、ジル夫人は施術を受けていた。

 一方、バイデン大統領自身は大統領就任前に黒色腫以外の皮膚がんを多数切除しており、2021年オコナー医師は 「現時点では皮膚がんが疑われる部位はない」として病巣を切除したことを記している。

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