ヘンリー王子 25人殺害発言は「文脈を無視して」報道されたと非難「危険なウソ」とも指摘

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ヘンリー王子
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 ヘンリー王子は、アフガニスタン従軍経験に関する自らの発言が「文脈を無視」して報道されたと指摘している。英陸軍に10年間従事したヘンリー王子は、今週出版された回顧録『スペア』の中で、アフガニスタン従軍中にイスラム主義組織タリバンの戦闘員25人を殺害したことを告白。それらのタリバン兵を「ボードから取り除かれた」チェスの駒に例えていたが、このことに関する報道は「危険な嘘」だと非難している。

 『レイト・ナイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア』に出演したヘンリー王子は、こう話している。

 「間違いなく、彼らが話した最も危険な嘘は、私がアフガニスタンで殺した人の数を自慢していたというものです。もし私が他の人がそのようなことを自慢しているのを耳にしたら、怒りを覚えるでしょう。しかし、それは嘘であり、本が出版された今、人々は文脈を見ることができます」

 「文脈を知っている彼らがあのようなことをして許されるのは非常に困惑し、動揺することです。ただ1行だけだったわけではありません。彼らはその箇所全体を持っていたのです。彼らは、そこから剥ぎ取り、ただ彼がこれを自慢していると言ったのです。それはとても危険なことです。私の言葉は危険ではありません。私の言葉に対する彼らの誤った解釈が非常に危険なのです」

 2018年にメーガン妃と結婚し、2020年に英王室を離脱して家族で米国に移住したヘンリー王子は、その発言の目的は「自殺を減らす」ことにあったとして、「私の目的、そしてあの詳細を共有しようという試みは、自殺数を減らすためだったのです!」と説明した。

 ヘンリー王子は「(殺害した人の)数を恐れないことが必要不可欠のようでした。私の数字は25です」「満足感を得る数字でも、恥じる数字でもありません」と回顧録に綴っていた。

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