お宝探しのロマンがついに現実となるのか!? このほどオランダで、第2次世界大戦中にナチス・ドイツの兵士が宝物を隠した場所を示すとされる地図の存在が明らかになり、話題となっている。
オランダの国立公文書館が公開した古いナチス・ドイツの地図は、ドイツ兵が数百万ユーロ相当の財宝を隠した場所を示しているのでは、と考えられている。
国立公文書館のコーディネーターによると、地図には、アメロンゲン、エルスト、エック、オンメレン、リンデンの各地域がきちんと描かれていて、宝物が埋まっている場所を示す赤い十字がある。また、宝物のある通りの地図もあり、3本目の木の近くに印がある。「資料によると、宝物にはブレスレット、時計、ブローチ、ネックレス、銀貨、金貨、宝石、ルビー、ダイヤモンドが含まれている。本当にたくさんある」と説明した。
宝物の存在はまだ完全には確認されたわけではないが、アマチュアのトレジャーハンターの想像力は高まるばかり。トレジャーハンターのヤン・ヘンゼンさんは「この地域で30年間、探索を続けている。特にローマ時代のものなど、素晴らしい品々を発見してきた。しかし、今になって突然、今までずっと知らなかったこと、ここにナチスの財宝が埋まっているだろうということを聞かされた。私も探してみようと思った」と少年のような笑顔を見せていた。