昨年10月から放送され大ヒットしたテレビアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の公式サイトが9日、更新され、作中のモデル地への訪問に関する注意喚起がつづられた。
「ぼっち・ざ・ろっく」は、「まんがタイムきららMAX」(芳文社)で連載中のはまじあき氏による4コマ漫画が原作のガールズバンド作品。ギターを愛する極度の人見知りで陰キャな少女〝ぼっちちゃん〟こと主人公の後藤ひとりが、高校生のある日、バンドでドラムをやっている伊地知虹夏に声をかけられたことをきっかけに、日常が少しずつ変わっていく物語が描かれる。
作中でバンドの活動拠点となったライブハウス「STARRY」は、東京・下北沢にあるライブハウス「下北沢SHELTER」がモデルとされた。昨年12月にはフレッシュネスバーガー下北沢店とのコラボキャンペーンが実施されるなど盛り上がりを見せていた。
サイトでは「いつもアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』を応援いただきありがとうございます。作中のモデルとなった場所へご訪問される皆様へお願いです。現地を訪問される方は、ライブハウス、お店、近隣住民の皆様や地域へご迷惑にならないよう配慮いただけますようお願い申し上げます。団体でのご来訪や道をふさぐ、騒ぐなどの行為などはご遠慮ください」とマナーある〝ぼっち訪問〟を呼びかけ。続けて「また、ライブハウスでは、ぜひチケットをお求めのうえ実際にライブを体感いただけますと非常に幸いです」とした。
「下北沢SHELTER」は昨年末、アニメ最終回が放送された後、ツイッターで「素晴らしい最終回でしたね!それに伴って、多くの方が外観撮影にいらしております。お気持ちはとてもわかりますが...機材搬入の妨げ、近隣のご迷惑となりますので、グループでの巡礼はお控えの上、極力平日14:00迄にお済ませください。ご協力よろしくお願い致します」と呼びかけていた。9日には、「重ねてのお願いで恐縮ですが、、集団での巡礼、週末の外観撮影はお控えください。ご協力よろしくお願いいたします」と再度投稿した。
ツイッターでは「ぼっちが偶然でも集まれば、それは側から見たら団体。一人一人注意する気持ちが大事」「ライブハウスに金落としたって欲しい」「ファンの挙動も自作につながる一因ですね」「マナーあってこそのファン」などさまざまな声が寄せられた。