ロボット弁護士が2月に初めて「裁判」を担当する。被告人に人工知能(AI)の弁護士が付く歴史的瞬間となる予定だ。
世界初のロボット弁護士は被告のスマートフォンで作動され裁判に参加。弁論中クライアントに何を話すべきかを指示するという。この裁判の場所、弁護士費用、被告の名前については公開されていない。
企業「DoNotPay」によるこのテクノロジーは当初、英国で駐車違反切符の取り消しを求める時のために作られたが、その後米国にも拡大することとなった。
開発者のジョシュア・ブラウダー氏はこのテクノロジーが人間の弁護士に取って代わる日がやってくると話す。「全ては言葉です。弁護士はそこに1時間数百もしくは数千ドルを課すのです。今後も、ヨーロッパ人権裁判所で異論を唱える多くの弁護士がいることでしょう。しかし多くの弁護士は文書のコピー&ペーストだけでお金を取りすぎています。彼らは必ず代替となると思いますし、なるべきです」