ヘンリー王子が、兄ウィリアム王子との喧嘩を回顧録の中で振り返っているという。ウィリアム王子から、妻のメーガンについて「難しい」「無礼」「いらいらさせる」などと言われたヘンリー王子が、当時兄から床に叩きつけられたことを、今月10日発売の『スペア』で語っていることが明らかとなった。
英ガーディアン紙が入手した同書の抜粋には、その兄弟喧嘩がエスカレートし、ウィリアム王子から床に叩きつけられたことが綴られている。
ヘンリー王子はその喧嘩の最中に、ウィリアム王子を落ち着かせようと水を一杯渡し、「こんな状態の君では話し合いもできない」と言ったそうで、その後の文章にはこうある。
「彼はその水を置き、私を別名で呼び、近づいてきたのです。全てがあっという間の出来事でした。本当にあっという間でした。私の襟を掴みネックレスを引きちぎり、床に叩きつけたのです」「犬用の皿の上に転倒し、その皿はひび割れ、その破片が私に食い込みました。私はしばらく横たわったまま放心状態で、その後立ち上がり、彼に出て行くよう言いました」
更にヘンリー王子はウィリアム王子から、「この事はメグ(メーガン)に言わなくていい」と言われたそうで、「君が私を攻撃したことについてか」と返したところ、「私は君を攻撃なんかしていないよ、ハロルド」とウィリアム王子は続けたという。その後メーガン妃はヘンリー王子の傷に気づき、その喧嘩に非常に悲しんでいたそうだ。
『スペア』は「ハリー・ポッター」シリーズ最後の本となる『ハリー・ポッターと死の秘宝』と同等の厳重な警備が敷かれており、ガーディアン紙によるリークの入手方法については不明となっている。
ある関係者は『スペア』が世界中の書店やe-bookとしてリリースされる前に内容が漏れないよう厳重に守られており、わずか少数の上層部のみが事前に知っていると明かしていた。「直前に書店に配達されるよう管理されています。世界中の倉庫が発送前に本が出回らないようガードされています」