「ソルトベイ」(塩振りおじさん)としてネットで話題となったトルコ人レストラン経営者兼シェフが、先日のW杯での行動により、主要サッカー大会への立ち入り禁止を受けた。ソルトベイこと本名ヌスレット・ギョクチェさんは、W杯決勝戦でアルゼンチンがフランスに勝利した際、ピッチに乱入し選手らと写真を撮ったほか、持ち上げたトロフィーにキスまでしていた。
国際サッカー連盟(FIFA)の規則によると、18金のトロフィーは、「FIFAワールドカップの勝者(元勝者も含む)や国家元首といったごく一部の選ばれた人々」しか触ったり手に取ることが許されていないという。
今回ソルトベイさんは、米国で最も歴史あるサッカー大会USオープンカップの2023年決勝戦への立ち入りを禁止された。同大会の公式ツイッターが、その旨を伝えている。
ソルトベイさんは、2017年に自身が経営するレストランでステーキに塩を振る姿を捉えた動画がネット上で話題となっていた。しかし、W杯決勝戦後の行動は、選手に快く受け入れられなかったようで、アルゼンチン主将メッシは、ソルトベイさんから腕を掴まれ、それを振り払おうとしていた。