ゲーム総合誌「週刊ファミ通」(KADOKAWA)が、22日発売の2023年1月5・12・19日合併号で、22年にゲーム業界関係者が最もハマったゲームタイトルを選出する「超流行りゲー大賞2022」の結果を発表。1位には2月にフロム・ソフトウェアから発売されたアクションRPG「ELDEN RING(エルデンリング)」が選ばれた。
投票はゲームクリエイターやゲーム好きで知られる著名人169名により行われた。挙げられた順位に応じてポイントを加算し、各タイトルの合計ポイントをランキングにした。
1位に輝いた「ELDEN RING」は、ダークファンタジーの世界観で展開されるオープンワールドのアクションRPG。「週刊ファミ通」編集長の嵯峨寛子氏は「難度は高いけれど、『あと少し工夫すれば倒せるかもしれない』、『あちらの道を行けば成長できるかもしれない』と、挑戦心を奮い立たせてくれる」とコメントした。なお同ゲームは、コンピュータエンタテインメント協会が発表した「日本ゲーム大賞2022」の「年間作品部門」で大賞を受賞している。
2位には任天堂のアクションシューティングゲーム「スプラトゥーン3」、3位にはソニーのアクションゲーム「ゴッド・オブ・ウォーラグナロク」が続いた。嵯峨氏は「バリエーション豊かなルールやブキを用意し、幅広いゲームファンに楽しみを提供する、まさに国民的タイトルとなった『スプラトゥーン3』。圧倒的なクオリティーと演出で描かれる親子の物語と、プレイヤーのスタイルや環境に合ったアクションが楽しめる『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』」と評し、「いずれのタイトルも、クリエイターや著名人が太鼓判を押すだけあって、非常に満足度の高いものになっています。プレイすることで、きっと気持ちが高揚することでしょう」とコメントを寄せた。
21年の同ランキングトップ3は、1位が「バイオハザード ヴィレッジ」、2位が「ウマ娘 プリティーダービー」、3位が「モンスターハンターライズ」だった。