歌手テイラー・スウィフトの「ジ・エラズ」スタジアムツアーチケット売上が米国内だけで5億9100万ドル(約808億円)という途方もない金額になると予想されている。ビルボード誌によると、テイラーは2023年に開催されるこのツアーで、女性アーティストとして史上最高の収益を上げる見込みだという。
11月にチケットマスターで起こった先行販売騒動の後にも、17万枚のチケットが販売されており、約3700万ドル(約51億円)が販売済みの5億5400万ドル(約757億円)に加わることになると報じている。
一方でTMZによると、ダフ屋が大量のチケットを購入したことにより、「詐欺、価格操作、反トラスト法違反」、および「意図的な詐欺」を行ったとしてチケットマスターが訴えられている。
訴訟では、同社がチケットの1次セールスだけでなく2次セールスにも関与していることから、先行販売の際にもダフ屋による購入を「意図的に許した」と主張している。
同社は声明で以下のように謝罪している。「テイラー・スウィフトの『ジ・エラズ』ツアーのチケット購入が容易でなかったことに関し、テイラーと彼女のファンの皆さん、特にチケットを購入しようとしてひどい目にあわれた方々に対してお詫びを申し上げたいと思います」