れいわ新選組初の代表選 山本太郎氏が再選 共同代表はあす19日発表 

杉田 康人 杉田 康人
れいわ新選組の代表に再選された山本太郎氏(左から2人目)と櫛渕万里氏(左)、大石晃子氏(左から3人目)、古谷経衡氏(右)
れいわ新選組の代表に再選された山本太郎氏(左から2人目)と櫛渕万里氏(左)、大石晃子氏(左から3人目)、古谷経衡氏(右)

 2019年4月の結党以来初となるれいわ新選組の代表選が18日、都内で投開票され、現代表の山本太郎氏(48)が再選した。任期は2023年1月1日から2025年12月までの3年間。山本氏は、指名できる共同代表について「共同代表の人事については、あす(19日)記者会見を開き発表したい」とした。

 代表選は、同党の国会議員8人と高井崇志幹事長(53)の9人が1人1票の計9票を持ったが、国会議員1人が白票を入れ8票に。地方議員・公認候補者46人が4票、同党の「オーナーズ」5473人と「フレンズ」7332人からなる支援者が5票を持ち、支援者による得票数によって票が割り振られ、計17票によって争われた。

 投票の結果、山本氏が8・83票、共同代表(仮)の役職を持つ衆院議員の大石晃子氏(45)と櫛渕万里氏(55)陣営が4・36票、作家の古谷経衡(つねひら)氏(40)が3・81票で、山本氏が過半数を得た。

 大石氏、櫛渕氏陣営から「山本太郎を野に放たなければいけない」と〝口撃〟を受けていた山本氏は「まだ野に放たれる状態ではない。ここからが勝負です。これからの社会的状況は、国民がさらに疲弊、窮乏するような状況。かじ取りを行っていきたい。2期目、これまで以上に全力を尽くす」と意気込みを語った。

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