ウィリアム皇太子 弟ヘンリー王子夫妻の番組に怒り!母ダイアナ妃を欺いたインタビュー画像使用で

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 ウィリアム皇太子(左)とヘンリー王子
 ウィリアム皇太子(左)とヘンリー王子

 英国のウィリアム皇太子は、ネットフリックスによる弟ヘンリー王子夫妻のドキュメンタリー番組に、当時話題となった母ダイアナ妃のインタビュー画像が使用されていることに怒りを感じているという。

 ウィリアム皇太子は以前、BBCの元記者マーティン・バシールがダイアナ妃を欺いてインタビューを獲得していたことが明るみになったことから、1995年に放送されたその会話が2度と放送されるべきではないと発言していた。

 関係者らは8日、ウィリアム皇太子と父チャールズ国王は、ヘンリー王子に自らの願いを無視されたことに「動揺」しているとデイリーメール紙に話し、「サセックス公爵側からは、どれほど敬意が払われていないのかが分かります」と続けていた。

 またその中の1人は「彼(ウィリアム皇太子)は、当然のことながら憤慨するでしょう」「過去にそれをはっきり言っていましたし、この部分ではヘンリーと同じ気持ちだと思っていましたから」「残念ながら、2人の兄弟の間の溝がかなり広まっていることは明らかです」と語っている。

 8日に配信を開始した『ハリー&メーガン』の第1回では、ダイアナ妃がバシール記者に「注目の的」となっているのが嫌だと明かしている画像が使われている。

 バシール記者は、銀行取引明細書を偽造し、ダイアナ妃に関する情報を漏らすことにより王室関係者に金が支払われていると見せかけ、妃の兄であるスペンサー伯爵を説得することでインタビューを確保していた。

 一方BBCは今年9月、同インタビュー番組を2度と放送せず、また他局による使用も認めないと発表している。

 ウィリアム皇太子は昨年、スキャンダルに関する調査委の発表を受けて声明を発表。BBCなどにより「四半世紀に渡り商業化された」虚偽のナラティヴによる同インタビューは、今後決して放送されるべきではないとしたほか、インタビューが母ダイアナ妃と父チャールズ皇太子の関係悪化の「主な要因」であり、また妃が1997年の交通事故で他界するまで持ち続けた「恐怖感と妄想」の多大なる原因であったと指摘していた。

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