ヘンリー王子が、ネットフリックスのドキュメンタリー『ハリー&メーガン』の新しい予告編で、王室の「ヒエラルキー」を批判している。8日に配信予定のドキュメンタリーに先駆け公開された同予告編では、ヘンリー王子とメーガン妃の映像が映し出され、2人の生活を描いている。
メーガン妃との間にアーチー君(3)とリリベットちゃん(18カ月)を持つヘンリー王子は、メーガン妃とアメリカに移住する前に王室を離脱。「振り返って見て、『一体何が起こったのか?』と考えるのは本当に辛いことだ」と話し、1997年に自動車事故で亡くなった母親のダイアナ妃と同じような運命を妻がたどって欲しくなく、「歴史を繰り返して欲しくなかった」と明かしている。
またヘンリー王子は王室に嫁ぐ女性は特に強いプレッシャーを感じていることを示唆。バッキンガム宮殿のバルコニーにいる王室メンバーたちの映像が流れる中、「家族にはヒエラルキーがあるんだ」と明かし、「この制度に嫁ぐ女性たちの痛みと苦しみは、狂気の沙汰です」と語った。メーガン妃も「彼らは決して守ってはくれないと悟ったわ」と続けた。
同ドキュメンタリーの概要は、こう書かれている。
「前例のない詳細なドキュメンタリーシリーズで、ヘンリー王子夫妻は、注目を集めた2人のラブストーリーの裏側を明かします」
「6つのエピソードを通して、2人の交際初期の日々や、王室から離脱せざるを得なくなった問題について探っています」
「このシリーズは、一組のカップルのラブストーリーを照らし出すだけでなく、私たちの世界や、私たちがお互いをどのように扱っているかを描き出しています」
「高い評価を受け、アカデミー賞に2度ノミネート、エミー賞を受賞したリズ・ガーバス監督による『ハリー&メーガン』は、歴史上最も話題になった一組のカップルをこれまで見たことがない形で描いています」