W杯 惜敗に沈む渋谷 顔を下に向けるサポーターへ警察官の交通整備の声がむなしく鳴り響く

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
落胆の渋谷に警察官の声が鳴り響いた
落胆の渋谷に警察官の声が鳴り響いた

 カタールで開催中のサッカーW杯の決勝トーナメント1回戦、日本はクロアチアと対戦し1―1、PK戦(1―3)の末に敗れた。東京・渋谷のスクランブル交差点では、多数の警察官が交通整備にあたり、大きな混乱は起きなかった。

 「ブラボー!」「4年後絶対勝つぞー!」と叫び、すれ違いざまに抱き合う人が一部で見られたが、大半は顔を下に向け、悔しさをにじませた様子だった。

 試合終了後の午前2時50分頃から、カラオケ店などから観戦を終えたサポーターたちが姿を見せた。スクランブル交差点では、警察車両の上から「まもなく信号が赤になります。無理な横断はお止めください」などの呼びかけを受け、おとなしく横断歩道を渡った。午前3時ごろには試合開始前からの冷たい雨が弱まり、傘をさす人が少なくなった。

 試合中、センター街の一角では、店外に設置されたテレビの試合中継に足を止め、〝ゲリラ観戦〟を楽しむ姿があった。PK戦では約30人が集まり、3人目の浅野拓磨がシュートを決めた瞬間には歓声が上がった。4人目の吉田麻也が止められると「終わった~!」などと頭を抱える姿が見受けられた。続くクロアチアの4人目がゴールネットを揺らしたのを確認すると、ため息をつきながら人だかりはなくなった。

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