女優のゾーイ・クラヴィッツはコロナ禍に歌手のテイラー・スウィフトに救われたと明かした。
パンデミックの最中、自宅から遠く離れたロンドンで『THE BATMANーザ・バットマンー』の撮影をしていたが、テイラーが恋人ジョー・アルウィンと共に同市に滞在していたことから一緒に過ごせたことは大きな慰めになったという。
ゾーイはGQ誌にこう語っている。
「テイラーは私のソーシャルバブル(感染拡大を抑えるための小さな集団)だったの。彼女は私のロンドン滞在中、とても重要な存在だった。手料理を作ってくれたり、誕生日に夕食を作ってくれたりしたわ」
また、テイラーも同誌に宛てたメールでゾーイを絶賛。「ゾーイの自分らしさが、彼女をエキサイティングなアーティスト、そして私の素晴らしい友人である所以」「ゾーイはとても正直なコンパスを内面に持っていて、その結果、彼女は自分が誰であるかを妥協することなく、芸術と人生を手に入れた」と綴っている。
そんな二人は、2020年にゾーイがニューヨーク・タイムズ・マガジンの写真撮影をした際、ソーシャルバブルの中にいたテイラーが、手助けをしていたことも明らかになっている。
同誌ジェイク・シルバースタイン編集長はWWDに「ゾーイはソーシャル・ディスタンスのガイドラインをとても厳しく守っていました。彼女が『ザ・バットマン』の撮影中、テイラー・スウィフトが彼女のソーシャルバブルの中にいたので、協力してくれたんです」と話した。
一方で二人はパンデミック中に一緒に過ごしただけでなく、共同で作品も制作している。ゾーイは、テイラーの最新アルバム『ミッドナイツ』収録曲『ラヴェンダー・ヘイズ』をテイラーと共作しているほか、バックボーカルも担当、さらに同アルバムの エクステンデッド・エディション に収録されている『グリッチ』という曲でも歌を披露している。