日本でも公開される映画『THE BATMAN ザ・バットマン』(主演:ロバート・パティンソン)では、キャットウーマンことセリーナ・カイルはバイセクシュアルだという。マット・リーヴス監督による最新作で、同役を演じている女優のゾーイ・クラヴィッツ(33)がこのほど、そのセクシュアリティについて明らかにした。
ゾーイはセリーナの友人アニカについて、ペデストリアンtvにこう話している。「私は確実にそう解釈したわ。彼女達はある種の恋愛関係にあるとね」
また、リーヴス監督も、セリーナとアニカは「親密な関係」にあると説明。
「(この映画は)セリーナ・カイルのキャラクターに忠実だ。彼女はまだキャットウーマンではないけれど、キャットウーマンになる全ての要素がそこにある」
「そしてアニカとの関係については、最初の方にゾーイと話をして、彼女が言ったことの一つで僕がとても気に入ったものがある。『彼女は野良に魅かれる。なぜならば彼女も野良で、もうそんな立場でいたくないと思っているから、他の野良たちの世話をすることを心から望んでいる。そしてアニカは野良のようで、彼女を愛している。アニカは実は亡くした母との繋がりを表している』というね」
「だからダイレクトにそうすべきだとは思わないけど、そう解釈できるのは確か。彼女はあのキャラクターと親密で、あのキャラクターを非常に深く思いやっている。性的なこと以上にね。でも2人の間柄はかなり親密という設定だ」
これまでにハル・ベリーやミシェル・ファイファーが演じてきたキャットウーマンだが、ゾーイは以前、過去のバージョンを「忘れる」ようにしたとして、「これは私にとって、マット(リーヴス)が書いたものをただ信頼し、キャットウーマンのアイデアや彼女の文化的な意味を忘れる最大の努力をして、ストーリーを語ることだけに集中することだった」と明かしていた。