総合格闘技のPRIDEマットや、プロレスラーとしても活躍した元格闘家で飲食店経営の小路晃氏(48)が、2023年春に予定される富山県議選に参政党から出馬する。97年の10・11東京ドームで行われたPRIDE・1大会では、ヘンゾ・グレイシーと戦い引き分け。グレイシー一族に負けなかった男が、政界に挑戦する。
参政党副代表の神谷宗幣参院議員(45)は22日、国会内で開かれた党の定例会見で、小路氏が同県最初の公認候補になったことを明かし「小路氏が参院選での参政党の選挙を見られていて、自身が思っていたことと合致したということで出馬の意思があり、合意がついた」と経緯を説明した。同党は2023年の統一地方選で、500人規模の候補者擁立を目指している。
小路氏は新東京プロレスでデビューした後、総合格闘家に転向。エンタメプロレス興行のハッスルでは、小路二等兵のリングネームで活躍した。2011年に引退し、富山県内でラーメンチェーンを経営している。