スタローンとシュワルツェネッガーは犬猿の仲だった「同じ銀河にいることに耐えられなかった」

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シルベスター・スタローン
シルベスター・スタローン

 俳優のシルベスター・スタローン(76)とアーノルド・シュワルツェネッガー(75)は、しばらくの間「本当に憎み合っていた」という。1992年のコメディ映画『刑事ジョー ママにお手あげ』にエステル・ゲティと共に出演したスタローンだが、シュワルツェネッガーがこの企画を望んでいると聞いていたため、だまされてこの大失敗作にサインしてしまったと明かしている。

 英トーク番組『ジョナサン・ロス・ショー』に出演したスタローンはこう話している。

 「俺たちはしばらくの間、同じ銀河に一緒にいることに耐えられなかった。本当に、本当にお互いを憎み合ってたよ。彼(シュワルツェネッガー)はとても賢いんだ。『この映画をやるのが待ちきれないよ』と周囲に言って回っていた。俺は自分のエージェントに『この映画を奴から遠ざけろ。俺を(キャスティングの)オプションに入れてくれ』ってね。俺はその役を得て『なんというクソ映画なんだ』ってなった。彼は『ハハハ!』って。でも少なくとも俺は映画『ジュニア』の中で妊娠はしていないし、おあいこだよ」

 現在は、ハロウィンに2人仲良くお化けカボチャランタンを作る様子をインスタグラムにアップしている。

 一方で『ロッキー』で有名なスタローンは、長年に渡ってボクシングの名選手たちとスパーリングをしており、それがしばしば怪我につながったと明かしてもいた。

 「(モハメド)アリとスパーリングをしたよ。ジョー・フレージャーには11針も縫われた、それも2秒くらいで。俺は『ロッキー3』のミスターTの代わりに彼を使おうと思っていたんだ。『本物のファイターを使わせてくれ』って言った。それはいい考えじゃないよ。彼らはパンチの引き際を知らないんだ。それが肝心なところ。だから『俺がこのままやり通せる』と思っている。アーニー・シェイバーズには、ほとんど無抵抗で殴り殺されそうになったよ。彼は20オンス(約570g)のグローブを着けていたんだ。もし彼が怒っていたらと想像してみてくれ!」

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