女優ヒラリー・ダフが故アーロン・カーターさんの未完の自伝本の出版に関して「冷酷」と非難した。先週末に自宅のバスタブで遺体として発見され34歳の生涯を閉じたアーロン。その数日後に出版社のバラスト・ブックスは15日に未完の自伝『アーロン・カーター:アン・インコンプリート・ストーリー・オブ・アン・インコンプリート・ライフ』を発売すると発表し、元恋人のヒラリーが人の死をお金に変える行為とこき下ろした。
ヒラリーの13歳の誕生日に2人がお互い初めて性行為をしたことが書かれているという同書について、ヒラリーはこう声明を発表している。
「アーロンの死から1週間で、十分な時間や彼の著作の事実確認もせずに、この悲劇を利用し本をやみくもに発売しようとしている出版社がいます」
「利益のために、確認されていないクリックベイトでアーロンの人生に水を差す行為は最低です。明らかに無知で冷酷、お金目当てのものが脚光を浴びることを私は決して容認できません」
そんなヒラリーの声明に、同様に出版を非難していたアーロンの事務所ビッグ・アンブレラ・マネージメントも賛同の意を唱えている。
「アーロンのマネージメントをしていた者として我々はあの本の出版に関する(ヒラリー)ダフの声明に感謝しています。親愛なる友人が亡くなり、悲しみを癒すと同時に私たちは品位のない無礼で無許可なリリースに対処しなくてはなりません。アルバムやシングルのリリースに続き今度は本です。今は失われた素晴らしい魂を悼み記憶する時間であって、無情な金儲けや注目を集めようとする時ではありません」
「出版社には前述の内容の削除、更に彼の家族や友人、関係者が同意していない内容の更なる公開を控えるようお願いします」
現在バラスト・ブックスはコメントを出していない状況だ。