米国の人気女性歌手マディソン・ビアー(23)は、過去に所属のレコード会社から契約を解除され、「強い自殺願望」を持ったことがあったという。16歳の時に所属レーベルから契約を打ち切られ、その知らせを受けてから「暗い場所」にいたと振り返っている。
マディソンはポッドキャスト番組『レイン・ウィズ・ジョシュ・スミス』に出演し、こう語っている。
「本当にはっきり言ってしまうと、 私は強い自殺願望を持ってしまった。人生で不都合なことがあるたび、最初に考えたのは自殺だったの、本当に」「人生の中でとても暗い場所にいて、絶望的だった。自分がだめな人間だと感じたの。恥ずかしかった。誰にも好かれていないような気がした。色んな要素があって、本当にただ消えたかった」
さらに「たぶん2018年か2019年まではそうではなかったはず。でも19歳の時がおそらく人生で最悪の年の一つだった。19歳になってようやくすべてが自分に追いついてきたの」「12歳で契約、16歳で切られ、その子供時代を失った悲しみやその裏で起こった多くのことが自分自身を追い詰めていった。そして、私はもうここにいたくないと感じるようになった」
また、なぜ所属レーベルから解雇されたのか「理解できなかった」が、自分の失望と折り合いをつけようとして、食事もとらないようになったそうだ。
「なぜレーベルから契約解除されたのか、そして私の人生にずっと関わると約束した人々が、なぜ二度と私に話しかけてこないのか理解できなかった。本当に辛く、それが大きな怒りとして現れ、私は自分自身を嫌いになってしまった」
「その結果、私は食事もいしないようになった。自己嫌悪が何層にも重なって、ひどく不安になった。とてもクレイジーなことだけど、今の私は本当に変わって、すごく感謝している」