イチロー氏、意外過ぎる自身の抑え方を解説「ど真ん中3つ」「『ウッ』ってなっちゃう」

松田 和城 松田 和城
自身の打ち取り方を明かすイチロー氏
自身の打ち取り方を明かすイチロー氏

 オリックスや米大リーグ・マリナーズなどで活躍したイチロー氏(49)が、9日から始まるコナミのモバイルゲーム「実況パワフルプロ野球」(パワプロアプリ)とのコラボレーション第2弾で投手として初登場する。公式YouTubeチャンネルで公開されたインタビュー動画で、イチロー氏は自身の抑え方について「ど真ん中が一番いい」と明かした。

 アプリで「投手・イチロー」として「打者・イチロー」と対峙(たいじ)した。「このバッターね、他のバッターの待ち方と違うんですよ」。イチロー氏はスマホを片手に、日米通算4367安打を放った安打製造機の攻略法を語り始めた。

 現役引退後に再会した対戦相手の捕手から、当時同氏を打ち取るためのミーティングが必ずあったと伝えられた。「『どこ投げても駄目だった』と。だけど、ど真ん中が一番いいんですよ」とニヤリ。「つまり僕が待っていないところなんですよ、それは。甘いところ待っていないんです。難しいところ待ってるからど真ん中くると『ウッ』ってなっちゃう」と説明。効果的にダメージを与えるため、最後は相手投手のベストピッチを待っていたといい「2ストライクの後に『ど真中ボーン』とかは基本的にはないバッター。だからど真ん中3つなんですよ。つまり」と話した。

 自己分析を終えたイチロー氏は「ゲームの僕がそこまで考えているか分からないけど」と笑顔を見せ、ゲームを再開。ど真ん中にオリジナル球種「イチシーム」(開発段階だった動画内では「レーザービーム」)を投げ込むと「打者・イチロー」は空振り。最後はレフトフライに打ち取り実証成功。「ど真ん中が一番いいんですよイチローは」と満足そうにうなずいた。

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