オリエンタルラジオの中田敦彦が26日、テレビ東京系「あちこちオードリー」に出演。テレビ出演をやめ、YouTubeに移行した時期を振り返り、相方の藤森慎吾、妻の福田萌からも反対され「劇的にしんどかった」と打ち明けた。
オリラジはデビューから破竹の勢いでテレビレギュラーを獲得するも、わずか3年程度で冠番組が全部なくなってしまい、「絶対に冠を取りたい、MCを取りたい」と復権に燃えていたという。
だがその焦りから「会社ともめたのはデカい。もめちゃいけないもめ方がある。これはテレビには戻れないと思った」と告白。そのためYouTubeに活路を見いだしたが「絶望の渕でギリ始めた。先見の明どうこうじゃない。単純にやることがないから」と打ち明けた。
だがYouTubeに移行した数年は「劇的にしんどかった」といい「相方にもその時は理解してもらえなかったし、妻も分かってくれなかったんで」と身近な2人から反対されていたという。
藤森に関しては「俺の言うことは何でも聞くと思っていた」が、まさかの猛反対。「ぼくも最初は面食らった。うそだろ?と」と驚いたという。「彼はテレビに出たい、芸能界に入りたいなんで、お笑いの天下取りたいとかじゃない。芸能界に入って芸能人に会うという理由でぼくを誘ったんで」「なのでYouTubeだっていうのは受け入れられなかった。なんせ女性タレントに会えないよって」と理解してもらえなかったという。
また妻の福田についても「YouTubeが伸びてる1、2年は酷い状態。俺は俺のやりたいことをやる。最低限の状態で家庭には尽くすけど君の思う通りにはできないからとはっきり言った」と、家庭を顧みない生活を強いてしまったという。
早朝に家を出て喫茶店でネタを書き、動画を撮ってそのまま夜は飲みに行くという生活。「2年ぐらい家族としゃべってない」といい、自宅も「狭くした。厳しい戦いが始まるからと。妻と子供はめちゃ狭い部屋で寝てて狭いんだけど、関係ねえと」「我慢してくれてたんです」と申し訳なさそうに振り返った。