コンビニ大手ローソンは25日から全国のローソン店舗(ローソンストア100を除く)で、人気商品が後日、正式に商品化される「テスト品」7種を期間限定で発売。商品の1つである無味無臭の飴「味のしない?飴」(税込189円)がネット上を中心に注目を集めている。
飴なのに味がしない…?〝虚無味〟と、購入者のツイッターでの投稿が話題となり「一体なんのために作られたのか」と疑問の声が上がった。「禁煙、ダイエットに使用できるのでは」「糖尿病の人に需要がありそう」などさまざまな推測が寄せられている。
ローソンの担当者はナゾの〝真相〟について「コロナ禍で、特に乾燥を防ぐ目的で口の中を潤わせたいというニーズは高まっています。しかし、『甘い飴を食べ続けるのは苦手』や『マスクをしているため、ミント味は目に染みる』等の意見があったことを受け、味のしない飴を開発しました」と明かした。
他のテスト品6種は、ミルクプロテインを5g使用したヨーグルト風味のチューハイ「プロテinチューハイ」(198円)、3年間長期熟成した泡盛「くら」に、シチリア産レモンを合わせたまろやかな味わいが特長のレモンチューハイ「くらレモン」(218円)に加え、「スポーツドリンクテイストサワー」(178円)、「ポテトチップスガーリックマヨネーズ味」(184円)、「マヌルパン風 ガーリックチーズ味塩ラーメン」(238円)、「あたためておいしいカフェラテ」(178円)のラインアップとなっている。
商品発売に合わせ、ローソン公式ツイッターで人気投票キャンペーンが11月7日まで実施される。上位3品は、パッケージデザイン等ブラッシュアップ後、23年6月ごろ正式な商品として販売される予定だ。