ヴォーグ誌が、カニエ・ウェストとは金輪際仕事をしない意向を明らかにした。反ユダヤ主義発言やパリ・ファッション・ウィークでの「ホワイト・ライブズ・マター」Tシャツ着用などで、最近世間を騒がせているカニエ。更にそのTシャツを批判した同誌の編集者、ガブリエラ・カレファ=ジョンソンをこき下ろしてもいた。
これを受けて同誌のスポークスパーソンがニューヨーク・ポスト紙のページ・シックスに「本誌並びにアナ・ウィンター編集長は、カニエ・ウェストとは再び一緒に仕事をするつもりはない」と明言。ある関係者は「(カニエに関して)アナはもうこりごりとなっています。ヴォーグの人々に、カニエが仲間内から外れたことを明確にしました」と続けた。
先日にはバレンシアガが、最近パリ・ファッション・ウィークで同ブランドのショーに出演したばかりのカニエとの関係を断つことを決定。親会社のケリングはWWDに「バレンシアガはこのアーティストと関係を持っておらず、将来のプロジェクトの予定もありません」と話していた。
ちなみに同ブランドのクリエイティブ・ディレクター、デムナ・ヴァザリアは、カニエの親しい友人として知られている。