米ラッパーのカニエ・ウェスト(45)か、パリ・ファッションウィークでサプライズ・モデルデビューを果たした。ラッパーで、Yeezyのデザイナーでもあり、法的にYeに改名しているカニエは、バレンシアガの2023年春夏コレクションのショーで、泥だらけのキャットウォークを歩き、オープニングを飾った。
バレンシアガのグルジア人デザイナー兼クリエイティブディレクターのデムナは、この泥について「真実を求め、堅実であることのメタファー」だとし、「ファッションにおける個人主義は、その時々の有名人の誰かの投稿に左右される似非トレンドに格下げされています…ファッションの最良のシナリオは、誰かに売るためのストーリーを必要としないことです…私たち誰もが誰かであるようにしましょう」と説明している。
カニエは、オーバーサイズのジャケットに革のパンツを着て、野球帽をかぶり、その上にフードを被っていた。観客の中には、カニエの元義理の妹カイリー・ジェンナーもいた。また、カニエが元妻キム・カーダシアン(41)の間の子供たち5人と一緒に会場に到着しているのも目撃されている。
SKIMSの創設者であるキムに続き、バレンシアガのモデルを務めたカニエは今年初め、バレンシアガのロゴが入った黄色と黒のテープを何重にも巻いた姿で登場し注目された。