カニエ・ウェスト 番組中に一転、反ユダヤ主義発言を全面謝罪「傷と混乱を俺が生み出した」

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 カニエ・ウェスト
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 人気ラッパーのカニエ・ウェスト(45)が、自身の反ユダヤ主義に関する発言を謝罪した。

 19日に英テレビ番組『ピアース・モーガン・アンセンサード』に出演。司会のピアース・モーガンから、「ユダヤ人たちにデフコン3を仕掛けに行く」とツイートしたことを後悔しているかと問われ、「ノー。全くしていない」と即答、更にその発言が人種差別的だったことをわかっていたのかとピアースが問い詰めると、「イエス。だから言ったんだ。相手と同じやり方で戦ったまでさ。水をかけられに来たんじゃない」と続けていた。

 しかし一転、その後、番組中に自分の非を認めこう謝罪した。「言わせてもらう。デフコンで傷ついた人々、俺が引き起こした混乱に対して謝罪する。傷と混乱を俺が生み出したと感じている。俺が受けたトラウマと何も関係がない家族らに謝る」「傷ついた人間は他人を傷つける。俺は傷ついていた」

 カニエは先週のポッドキャスト番組『ドリンク・チャンプス』でユダヤ人メディアとシオン主義のユダヤ人の不正行為の疑いを非難。ユダヤ人が黒人たちの意見を所有し、特に音楽業界ではユダヤ人が幅を利かせ、死ぬまで自分たちを支配すると発言していた。

 つい先日にはジョージ・フロイドさんの死を巡る発言で、遺族から2億5000万ドル(約374億円)の損害賠償を求められる可能性があることが明らかになっていた。

 最近カニエはジョージさんの死因について、薬物「フェンタニル」によるもので、警察官からの暴行ではないとコメント。これを受けてフロイドの娘ジャンナ・フロイドの母親ロキシー・ワシントンがカニエからの嫌がらせ、悪用、名誉棄損、精神的苦痛を理由に訴訟を起こす構えになっていた。

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