メーガン妃(41)が自身とヘンリー王子に関するネットフリックスのドキュメンタリーを『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』の監督リズ・ガーバス(51)が制作していることを明らかにした。メーガン妃によるとそれは「私たちが伝えたかったこととは違うかもしれない」という。
メーガン妃はバラエティ誌の新刊でこう語っている。
「長い間尊敬してきたベテランの監督に、私たちの物語を託すことができるのは嬉しいことです。たとえそれが、私たちが伝えたかった方法でないとしても」
「私たちはそれが理由でこの物語を語るわけではありません。私たちは、自分たちの物語を誰かに託しているのです。その人のレンズを通して見ることになるのです。私の夫はこの業界で働いたことがありません。私にとっては、テレビドラマ『SUITS/スーツ』に携わったこともあり、沢山のクリエイティブな人たちのエネルギーに囲まれ、人々がそれぞれの視点を共有し、協力し合う様子はとても素晴らしく楽しいものです」
エミー賞にノミネートされたこともあるガーバスは、メーガン妃が製作総指揮兼クリエイターとして着手していたアニメシリーズ「パール」にも携わる予定だったが、ネットフリックスは今年に入ってから同番組の制作中止を発表していた。
一方、ガーバスはHuluの『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』の最終シーズンで監督を務めた以外にも、暴力の犠牲となった少年院の2人の女性収容者を描いた2014年の映画『ガールフッド』など、虐げられた女性たちを描いたテレビや映画のプロジェクトにも携わっている。
なおヘンリー王子 とメーガン妃は1億ドル(約150億円)とも噂されるネットフリックスとの契約の一環として、このシリーズに取り組んでおり、 王室ドラマ『ザ・クラウン』の内容をめぐる最近の論争を理由に同ドキュメンタリーが延期されたとの報道があったが、今年中にストリーミング配信で初放送される予定となっている。ネットフリックスの同ドラマは、ダイアナ妃の死に関する内容や、当時は王子であったチャールズ国王を題材とした退位に関するストーリーをめぐって、反発が起きていた。