金魚にも「記憶力」があった 動物と同じナビゲーション能力があることが判明 英大学で調査

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画像はイメージです(Satit _Srihin/stock.adobe.com)
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 金魚に「記憶力」があることが判明した。英オックスフォード大学で、9匹の金魚をゴールに着いたところでエサを与えることで70センチ泳ぐよう訓練したところ、金魚に距離を測定する能力があることが示唆され、魚に記憶力がほとんどないという通説を覆したかたちだ。

 大学の生物学者らは、魚が陸上で生活する動物と同じナビゲーション能力を持っているかどうか調査したかったそうで、結果は金魚が視覚の合図を通して距離を測定していることを示している。人間も持っている特定の脳細胞を使い、自身の移動距離を測っているという。

 研究を指導したアデレード・シヴォー博士はこう話す。「我々はみな家への帰り道を見つける必要があります。家からの距離を測る必要があるのです」「魚たちに、素晴らしい精度で距離を測定する能力があることが分かりました。目の前を通り過ぎる物体の視覚的な流れを使ってそれをしているのです。人間も非常に似通ったことをしています」

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