月での「赤ちゃん」誕生、近い将来に実現!?重力の課題を克服する月面都市がカギ

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 月で赤ちゃんが誕生する日は、遠い未来のことではないという。人工の重力を携えた1300フィート(約400メートル)のビルでできた20秒ごとに1回転する月面都市が計画中で、2050年までに月での生活実現を目指しているそうだ。

 京都大学の山敷庸亮教授によると、月や火星など宇宙に人類が住めるようになるのも時間の問題だそうで、人工の重力が受精を可能に、更に子供の成長を促し、NASAの宇宙でのセックスに関する研究とも呼応しているという。

 山敷教授は、これまでの低重力の研究は、成人の身体維持に関するものに留まっており、子供の誕生と成長に関してはまだ研究もされいない段階である今、重力のない場所での哺乳類の出産は困難なものになる可能性があると指摘。誕生したとしてもその環境下で自然に育っていくことはできないと話している。

 しかし、月面都市が実現した場合、そういった不安もなく、子供を持ち、更にいつでも地球に戻れる身体を維持することも可能になるそうだ。

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