NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は9日に、小栗旬、小池栄子ら出演者による「ウラ話トークSP」が放送された。残り10話となった物語のラストについて、VTR出演した作・脚本の三谷幸喜氏が、最終回で北条義時(小栗)の最期を描くことになるが「ダークになっていく義時の最期、幸せに亡くなっていいんだろうか」「彼なりの最期をきちんと描くべき」との考えにいたり、従来の大河ドラマにはないラストとなることを予告した。
決定稿を見た小栗と小池は、三谷氏に揃って「最終回すごいです」とメールしたという。小池は「武者震い。想像だにしなかった」と語り、小栗も「全然思っていたイメージとは違う」と驚き、「結果やべえな。これやるのか…」「ラストシーンで台無しにするわけにいかない」とプレッシャーがかかっていることを語った。
義時は1224年、突然体調を崩して急死し、脚気が原因だったとも伝わるが、急であったためか後妻・伊賀の方による毒殺の異説まである。加えて三谷氏が朝日新聞のコラム(9月8日付)で、最終回は衝撃結末でアガサ・クリスティー作品が参考と予告していることもあり、ネット上は暗殺、自殺説を軸にさまざまな予想が書き込まれ、結末考察で盛り上がっている。
これまで物語に何の伏線なのか「キノコ」が3回も登場していることからネット上でささやかれてきた「毒キノコ」説も、信憑性が出てきたと盛り上がり。
「毒キノコで処されるの確定では?」「小四郎やっぱり毒殺されちゃうのか?」「これは小四郎毒キノコ殺まであるか」「伊賀の方に毒キノコ汁」「毒キノコを盛られてたけど全て分かった上で食べる」「毒キノコ鍋に一票」と反応する投稿も相次いでいる。
ただし「毒キノコだったとしてもそうそうストレートな話にはならないと思う」との投稿があるように、かなり練られたストーリーになると目され、年末に向けて考察が白熱しそうだ。