プロレスラーの藤原喜明(73)が3日、公式ブログを更新し、1日に79歳で死去したアントニオ猪木さんの訃報に触れ、猪木さんの妻・橋本田鶴子さんが撮影した藤原と猪木さんが肩を並べてマイクを握る写真とともに「残念です。沢山の良い思い出をありがとうございました。藤原喜明」とつづった。
猪木さんの関係者や弟子たちが、自宅への弔問やSNSなどでコメントを出す中、懐刀とまで言われた〝関節技の鬼〟はこれまで「故人について語ることは好きではない」(関係者)とし沈黙を守っていたが、師匠への感謝の思いがあふれ出した。
藤原は、1976年(昭和51)6月26日に行われた格闘技世界一決定戦、猪木―モハメド・アリ戦に向け、猪木さんのスパーリングパートナーを務めた。