ごぼうの党・奥野卓志氏、炎上商法は否定も〝売名〟は認める 花束投げ捨ての目的は緊急事態条項成立阻止と明言

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
奥野卓志氏
奥野卓志氏

 今月25日にさいたまスーパーアリーナで行われた超RIZIN/RIZIN.38」で、フロイド・メイウェザーへに贈呈する花束をリング上で投げ捨てた、政治団体・ごぼうの党の奥野卓志代表が30日、同党の公式YouTubeチャンネルで「緊急釈明会見」と題した動画を配信。一連の行動の目的を、憲法改正による緊急事態条項成立を阻止するためだと主張した。

 奥野氏は、一連の騒動が〝炎上商法〟だとして批判されていることに言及。「炎上商法っていうのは、炎上させて商売をすることだと思うんですね。こんなこともして、私に対して利益なんてものはないし、私はこのYouTubeをそもそも収益化してないですし、自分の信念と思いに従って行動してます」と否定し、「私を叩いてるふりをして、実は再生数を気にしてるユーチューバーがいたら、その人こそが便乗商法であり、炎上商法だと思います」と切り捨てた。

 さらに、自身の行動が物議を醸すことについては「当然分かっていた」とし、「私は実は『緊急事態条項』という、今、政権与党がやろうとしてる。憲法改正。で緊急事態情報というもの通されたら、この日本という国が実は終わるんですよ。私がどうしてこんなことをしてるのかっていうと、1人でも多くの方に(ごぼうの党を)知っていただきたいからなんですね」「悪名は無名に勝るという言葉があるように。まず、やはり知っていただかないことには」と、〝売名〟の意図を持っていたことを認めた。

 奥野氏の〝演説〟は止まらず、「自分なりにちょっと強い思いがありすぎて。こういう行為をしてしまいました」と主張。「私は政治家になりたいわけじゃないんですよね。逆になりたくないです。ただ、緊急事態条項だけはどうしても止めなきゃダメなんで。もうツイッター1行で逮捕される時代になっちゃうんで」と、持論を展開し続けた。

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