ボクシング元東洋太平洋クルーザー級王者で「西島洋介山」のリングネームでも活躍した格闘家の西島洋介(49)が、24日に愛媛県四国中央市で行われた格闘技興行の試合後に救急搬送され、急性硬膜下血腫と診断されたことが26日までに分かった。関係者によると開頭手術はしておらず、容体は落ち着いている。意識はあり、1週間程度で退院予定だという。
西島は、ドージョーチャクリキ主催の「CHAKURIKI17 しこちゅう格闘まつり」のメインイベントで、ICO認定インターコンチネンタルヘビー級王座をかけプロレスラーの将軍岡本(39)と3分5ラウンドのキックボクシングルールで対戦。4ラウンド1分39秒、岡本の強烈な左フックを浴び倒れ、TKO負けとなった。
同市内の病院に救急搬送された西島は、ICU(集中治療室)で治療を受けたが現在は一般病棟に移ったという。関係者は「現時点では1週間程度の入院。出血が増え圧が上がれば、手術をする可能性があります」とした。