車窓から広がる田んぼの風景を眺めていると、突如“マンモス”が目の前に。愛媛で撮影された写真が「これはすごいw」「間違いなく二度見しますね」「何なのコヤツは!」と話題を呼んでいる。
美しい緑が広がる田んぼの中に、わらのような色合いのマンモス。それも相当の大きさだ。撮影したのは、出張で愛媛県西予市を訪れた「ねぎ子」(@oosk_hkt)さん。8日朝、JR伊予石城駅近くから見えた光景だという。
自身のXで写真を公開すると、10万件を超える「いいね」が寄せられる大反響。「これはすごいw」「いやぁぁぁ何なのコヤツは!」「間違いなく二度見しますね」「夜だったら本物かと思うかも」と驚く声もあれば、「毎年、地元のニュースでみるやつ」「ここから近いとこに住んでたから懐かしいw」という声もあった。
西予市観光物産協会のホームページによれば、その正体は「わらマンモス」と呼ばれるアート作品。その名の通り、わらで作られたマンモスアートだ。2011年、「宇和れんげまつり」(毎年4月29日に開催)を盛り上げるために、東京・武蔵野美術大学と地元の人々が協力して制作。れんげの花、稲が育った田んぼ、稲刈りをした田んぼ…四季折々の風景と調和し、今では地域のシンボル的存在だという。毎年3~4月には地元の人々の協力でわらの張り替えを行っている。
また、写真のマンモスは親で、後ろには一回りミニサイズの子マンモスがおり、ねぎ子さんは「水田に急に現れたのでびっくりしました。親子でかわいらしかったです」と珍景との遭遇を振り返った。