元衆議院議員の金子恵美氏が22日、フジテレビ系「めざまし8」で、ママ友を支配し、5歳児を餓死させた女性に母より重い懲役15年が言い渡された判決について言及。金子氏の周囲でも、家庭に介入してくるママ友が少なからずいると明かし、今回の判決はママ友の行きすぎた行為を抑制する判例になると期待した。
番組では、福岡県で起こった5歳児餓死事件で、「ママ友」の赤堀恵美子被告に求刑通り懲役15年が科されたことを特集した。これは5歳児の母親よりも重い刑となった。
谷原章介から「信頼しているママ友、それが自分に悪意を持っていたらと思うと恐ろしいですね」と水を向けられた金子氏は「本当に恐ろしいですし、第一義的には親権がある母親が保護責任はあるけれど、母親同士の関係によっては第三者も責任が問われるっていうのは、今回の判決は注目すべきと思っている」とコメント。
そして「母親同士の中で、グループとか派閥とか、ママ友の中にはあったりするわけです。その中には序列を作られたりするっていうのも、よく聞くんですよ」と自身も1児の母である金子氏の周りでもママ友同士の序列があると指摘。そのため「今回みたいに、生活全般を実質的に支配するまではいかなくても、程度の差はあれ、他の家庭に介入、口出しする存在もいたりするって、周りのママ友からも正直聞くんですね」と他の家庭に関わってくるママ友もいると明かした。
そのため「そういう方々が行きすぎたことをしないようにするためにも、それに繋がる判例にもなると思う」とも語っていた。