アン・ボヒョンが『軍検事ドーベルマン』初放送を記念して来日、スペシャルトークイベントを開催した。
これに先立ち、マスコミ記者会見が行われ登壇、緊張した面持ちで登場した。
オフホワイト一式で揃えた、ジャケットスタイルで現れたアン・ボヒョン。そのたくましいフィジカルとは裏腹に、少し照れ臭そうな様子だ。
「実は今回が、僕にとって初めての公式来日なんです。まさか、こんなに自分を取材に来てくれているとは思わなかったし、『軍検事ドーベルマン』が日本で放送されることになるとは、夢にも思いませんでした。なので、今は韓国で初めて放送される時と同じくらい緊張してますし、ドキドキしています」
本作について聞かれると「韓国で、法律作品と軍事作品を合わせたのは、この作品が初の挑みでした。そのため、スタッフさんや監督と本当にたくさん相談しながら、役作りをしていきました。検事でありながら軍人でもありますので、強く見せなければならず、体作りもすごく頑張りました(笑)」と、はにかみながら伝えてくれた。
また『軍検事ドーベルマン』を出演するに至った経緯が「監督と脚本家の方が、ドーベルマン=僕が浮かんだというんです。とても光栄だし、ありがたかったです。それと僕の中で『太陽の末裔 Love Under The Sun(2016)』のような、男らしい骨太な作品に挑戦したいと思っていたところだったので、挑戦させていただきました」と、自身の中のタイミングとも合ったことを明かす。
そして偶然にも、日本に来る機内で『軍検事ドーベルマン』が放送されていたそうで、自身でも鑑賞したと告白。
「自分で自分の作品を観るのは、少し恥ずかしかったんですが、感慨深いものがありました」
ドラマの注目ポイントについては「作品もさることながら、次の話に続くエンディングの編集がとても魅力的です。すぐに続きが見たくなるような演出になっていて、出演していた僕たちも、エンディングはいつも楽しみでした。そして、OST(オリジナル・サウンドトラック)もとても素晴らしいので、ぜひそちらにも耳を傾けてほしいです」
MCと対話をしながら、時折り簡単な日本語も交えていたアン・ボヒョンだったが、日本のアニメが大好きで、自然と覚えたものもあるという。
「『ドラゴンボール』や『君の名は。』が特に好きです。そして今回のために、日本語を少し勉強しました。ひらがなは何とか読めるようになったんですけど、カタカナは難しいですね(笑)」
本作の“ドーベルマン”にちなんで、記者から「自身を犬に例えたら何だと思いますか?」と質問されると「ドーベルマンも僕に合っているなと思いますが、ファンの皆さんからは、よくサモエドに似てると言われます(笑)。大型犬に例えられることが多いです」とのこと。
短い時間ながらも、リップサービスも交えながら和やかな記者会見となった。
『軍検事ドーベルマン』は、CS衛星劇場にて10月26日(水)より日本初放送(9月11日(日)午後8:00~11:00 第1・2話先行放送)。