エミネム 薬物過剰摂取の脳への影響を赤裸々告白「何カ月も変な霧の中にいた」

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エミネム
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 エミネム(49)は、薬物の過剰摂取で命を落としそうになった後、脳が働きだすまで長い時間がかかったという。薬物依存と闘い続けてきたエミネムは、2007年12月に薬物依存治療に使われる鎮痛薬メサドンの過剰摂取で命を落としそうになり入院したが、今までその影響について語ったことはほとんどなかった。

 長年のマネージャー、ポール・ローゼンバーグ(51)の『ポール・ポッド・ポッドキャスト』に出演したエミネムは、その事件を振り返って「脳がまた動き出すのに長い時間がかかった」と語った。またデトックスを試みながらアルバム『リラプス』を制作中に、精神安定剤であるバリウムを毎晩過剰にとっていたという。

 さらに当時『デトロイト・バスケットボール』という曲がリークしたことにも言及し「変な感じだった。脳が動き出しかけていて、『待てよ。これは良くない』と何度もやり直した」「どのバージョンの『デトロイト・バスケットボール』がリークされたか覚えてる?でも確か20ぐらいのバージョンがあったよね」「俺がまたラップをし始めた時、医師に『彼に脳傷害がないかはっきりさせておきたい』って聞いていたよね」とポールに質問を投げかけると、ポールは「そうだよ。永久に問題が残るかもしれないと思ったんだ。その通りだよ。確かに心配していたんだ」と答えた。

 そしてエミネムは薬物依存と闘いながらレコーディングに復帰したという。

 「『アンコール』は平凡な出来だったけど、『リラプス』では当時俺が出来る限りを尽くしたものだ」

 「脳が滅茶滅茶で周囲の人は俺が脳障害があるに違いないと思っていたよ。何カ月も変な霧の中にいた。文字通り、言っていることが意味をなさなかった」

 「(精神安定剤の)バリウムと(鎮痛剤)ヒドロコドンなしでヴォーカルをやったのは久しぶりだったから、ラップを一から学び直さなければならなかった」

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