歌手のカーディ・Bが、暴行罪を犯したことを認めた。カーディこと本名ベルカリス・アリマンザーは2018年にニューヨークのストリップクラブで起きた2つの事件に関与したことで、15日間の社会奉仕活動を言い渡された。クイーンズ区検察局によると、カーディは第三級の暴行罪、第二級の過失傷害の罪を認め司法取引に応じ、被害者2人に対する3年間の保護命令、裁判費用の支払いも命じられた。
カーディはこの件について責任を負うことの重要性、オフセットとの2人の子供の良い手本になることを宣言する声明を発表した。「自分の行動に責任を持つことは成長、成熟の過程の一部。母親として私の子供に教え込みたいことで、その模範は私から始まる。過去に私は誤った選択をしたけど、それに直面し責任を取ることを恐れない。あの時期は私を定義づけていないし、今の私を反映しているわけじゃない。家族と友人と共にこの状況を乗り越えていくことを楽しみにしている。そして私が最も愛する、音楽と私のファンのもとへ戻ることをね」
また、クイーンズ区のメリンダ・カッツ地方検事はカーディと他2人の被告が罪を認めたことについてこう話す。「誰もが裁かれます。今日ベルカリス・アルマンザーと2人の被告が自らの行動の責任を認めました。適切な社会奉仕活動を含む解決策に当局は満足しています」
同件はクイーンズ区のあるストリップクラブで発生したとされており、2人のバーテンダーによるとカーディは自分の仲間にボトルと家具で被害者を襲うよう命令していたという。
2019年にカーディは、深刻な怪我を負わせる意図で暴行未遂を犯した罪2件及び軽罪の過失傷害に関して無罪を主張していた。同年12月にはソーシャルメディアの投稿により同事件が計画的なものだったことが議論の的となっていたが、それに関する召喚状は拒否されていた。