日本初?路線バスに降車ボタンのガチャガチャ設置「興味を持ってもらえれば」

杉田 康人 杉田 康人
立川バスの車内に設置されるガチャガチャ(イメージ)
立川バスの車内に設置されるガチャガチャ(イメージ)

 東京・多摩地区を中心にバスを運行する小田急グループの立川バス(東京都立川市)は、16日から同社の路線バスにガチャガチャの機械を設置する。第1弾のおもちゃとして、トイズキャビンの「バスの降車ボタン2」(400円)をセット。路線バスの車内で、おそらく日本初の降車ボタン販売が実現する。

 立川バスの担当者は「バスの車内にガチャガチャを設置したら面白いのではないかということで立案しました。反対もなくすんなりと決まりました」と説明。法令上も問題はなく、ガチャガチャ本体はしっかり固定されて乗客の購入を待つ。

 ふだんは押したくても、なかなか押せないバスの降車ボタン。担当者は「押したい方は夢がかないます。毎日押し放題です!」とPRする。約200台ある同社の路線バスのうち2台のみの設置となるが、反応を見て増やしていきたいという。

 バスの発車前や停車中、降車時にガチャガチャを回して欲しいとした担当者は「立川バスはこんな事業をやっている、こんな路線を走っているということが伝われば。まったくバスに乗らない方も、興味を持ってもらいたい」と訴えていた。

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