ヒュー・ジャックマン 脚本読んで即監督に直電→8分後、主役オファー「腹ワタに火がついた感じ」

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ヒュー・ジャックマン
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 俳優ヒュー・ジャックマン(53)は、映画『ザ・サン』に出演するためフロリアン・ゼレール監督に直接連絡をとったという。ゼレール監督のアカデミー賞受賞作品『ファーザー』の前日譚となる同作に出演しているヒューは、脚本を読むやいなや、ピーター役をぜひ演じたいと思ったそうだ。

 ベネチア国際映画祭での記者会見でヒューはこう話している。「『ザ・サン』を読んだ時、はらわたに火がついたような感じがした。それは恐ろしい感覚だけど美しいものだ。俳優として、そのようになるのは稀なこと。この役柄は僕の人生のこの部分に適したもので、必ず手に入れないといけなかった」「『あなたがこれについて他の誰かとダンスしているのかもしれないし、私はそのダンスに割り込みたくない』って言ったんだ」

 ゼレールの劇作を映画化した 『ザ・サン』では、メンタルヘルスで苦しむ17歳のニコラス(ゼン・マクグラス)を中心に、そのことに翻弄される父ピーター(ヒュー)と母ケイト(ローラ・ダーン)の姿を描く。ヴァネッサ・カービーが、母子から精神状態の悪化の原因とみなされるピーターの新たなパートナー、ベス役を演じる。

 ヒューから連絡を受けたゼレール監督は、まだほかの俳優と会っていなかったそうで、Zoomでミーティングをした後、ヒューをピーター役にキャスティングしたそうだ。「8分後、私は彼に役をオファーしました。彼がストーリーとの繋がりを感じた理由に何か非常に力強いものを感じました。そして本当に感情的な領域を探求できると。これまでで最高の決断でした。それ以降は、最も実りの多い旅路でしたから」

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