ユアン・マクレガー「トレインスポッティング」役作りでヘロイン使用を検討していた

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ユアン・マクレガー
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 英国出身俳優のユアン・マクレガーは大ヒット映画「トレインスポッティング」(1996年公開)での役作りで、ヘロインを吸うことを考えていたという。ダニー・ボイル監督の同作において無職でヘロイン中毒のマーク・レントン役を演じ、一躍世界的スターとなったユアン。ドラッグを自身で試してみないことには、ジャンキーの役は演じきれないと考えたものの、映画撮影に向けた段階で、薬物中毒と闘っている沢山の人たちと会い考えが変わったのだそうだ。

 ポッドキャスト番組『スマートレス』でユアンは次のように語った。
「まだ若かったから最初の段階では『へロインを試さなければ中毒者を演じる事なんてできるわけがない。とにかく、やってしまえ』と思ったんだ。おまけに脚本家のジョン・ホッジは医者だったから、我々が死なないように何か薬を入手してくれるだろうとね」
「(ヘロインは)やらなかったよ。一度もやったことはないけど、脳裏をよぎったことは確かで、ダニーに『俺たちやってみるべきかな』って聞いたんだよ」
「ダニーと試そうと思った。ダニーとだったら滅茶苦茶になってみたかったんだ。でも結局やらなかったよ。何故なら、まず真っ先にしたのは、グラスゴーでヘロイン中毒者に会うことだったのを覚えている」
「でもそれは一緒に働く人たちにリスペクトがないアイデアだったことが明白になった」

 ユアンは同作の続編「T2 トレインスポッティング」(2017年公開)でもレントン役を再演している。

 現在、同名小説を執筆したアーヴィン・ウェルシュの「ザ・ブレード・オブ・アーティスト」を基に、フランク・ベグビー役をロバート・カーライルが再演するスピンオフドラマが制作中と言われている。

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